うらじゃ

岡山発祥の鬼のお祭り

 Junichi Okazaki   2012/08/28によって

日本のお祭りにはしばし鬼が登場します。節分やら、なまはげやら、その形はいろいろだと思いますが、大抵の場合は鬼と民衆というスタンスに別れています。でも岡山のお祭りは一風変わっていて、お祭りに参加している人は全員鬼になります。それが岡山の「うらじゃ」です。

岡山県に古くから伝わる鬼伝説の鬼神「温羅(うら)」の伝説が元になっているこのお祭りは、毎年8月の第1日曜日とその前日の土曜日の二日間に渡って開催されます。今年でだい19回目を迎えたこのお祭りには多くのチームが参加して、それぞれ熱い踊りを披露していました。参加者は「温羅化粧」という鬼のメイクをしている事や、「うらじゃ」の曲および、それを元にアレンジしたオリジナル曲に乗せて踊る事などいくつかありますが、それさえクリアすれば老若何女問わず参加して踊る事が出来ます。

会場も何カ所かに別れていて、下石井公園、表町商店街、駅前通り等で行われています。下石井公園にはステージが儲けられ各チーム順番にステージで踊るのでチーム全体を見るのには良いですが、後ろの方や優先席の一部しかテントが無いので、熱いかもしれません。その点表町商店街は屋根がありますしゆっくり見るには良いと思います。ただし、時計台からシンフォニー方面と、西大寺町から三丁目のルートがあるので、目当てのチームがいる場合は事前に確認して置かないとうまく見られない事もあるかもしれません。

最後は市役所筋で総踊りと称して参加者も観客もみんなで踊って終ります。チームに入って参加はしてないけど、一緒に踊って雰囲気を楽しみたい方はこの総踊りを狙ってみるのも良いと思います。また、中には即席でメイクをしてくれるブースもあり、お子様連れの方は特に子供さんにメイクしてあげるのも面白いと思います。

出演している人に聞いた所、やはり熱くて倒れる人もいるみたいですね。その反面、本気で踊っていれば熱さなんて忘れるという人もいます。要するに気持ち一つという事でしょうか。日本人は元々盆踊り等集団で踊るのが好きですが、最近外国ではフラッシュモブという、いわゆる総踊りも流行っているそうです。要するに国籍問わずみんな一体感も持って踊るのが好きなのですね。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならおどらにゃ損」という事のです。今年私は完全に見る阿呆でしたが、いつか踊る阿呆になってみたいです。

Junichi Okazakiさんによって書かれました。
ジャパントラベルのメンバー

近所を探す

会話に参加する