大阪たこ焼きミュージアム

関西一のストリートフード

大阪と言えば、おいしい食べ物の宝庫。大阪の人達は、食べることが本当に大好きです。それを象徴するかのように、くいだおれという言葉がありますね。そして、その中でもたこ焼きは大阪人にとって避けては通れない食べ物です。たこは、英語で”taco”と発音しますが、どうやら英語圏の人たちとってとても面白い名前だそうです。そして、ご存知の通り”yaki”とは文字通り焼いたり、揚げたりという意味ですね。なんと、たこ焼きは75年も前に誕生し、それ以降日本中に広がりました。現在でも屋台等で昔ながらの方法で売られている一方、最近ではレストラン等でも見かけます。そして、そんなたこ焼きファンの為にあると言っても過言ではない大阪たこ焼きミュージアムを見逃す訳にはいきません。

大阪たこ焼きミュージアムはユニバーサルスタジオに位置しており、そこでは五つのたこ焼き屋台がずらりと並んでいます。たこ焼きファンにはたまりません。名前はミュージアムということですが、実際は五つのたこ焼き屋さんがずらりと並んでいてミュージアムとは少しほど遠いです。それぞれの屋台がそれぞれの特色を持っていてソース、マヨネーズ、鰹節それぞれにもこだわりがある為、店主の皆さんは、自慢のたこ焼きに自信満々のようです。どちらにせよ、まずたこ焼きを食さないことにはこれらの味を比べることもできません。

これらの屋台は、それぞれ隣接していて調理場はカウンターの真後ろなのでそれぞれの特徴や作り方を間近で見ることが出来ます。値段自体は、五件それぞれほとんど変わらないのでやはり重要なのは質になってくるでしょう。それでは、この内の4件をそれぞれの特徴と合わせて紹介しましょう。まず最初の「やまちゃん」では10種類の果物と野菜を混ぜ合わせた生地を4時間煮立てます。そうすることによって果物や野菜の旨味を最大限に引き出すことが出来ます。次のお店は1990年に創立された「18番」です。牛乳を加えた生地が特徴で、観光客にも大人気とか。そして、なんといっても焼き上がったときのカリカリの香ばしさとクリーミーな生地の融合が抜群です。たこ焼きミュージアムの中で人気一位のお店だそうです。次に紹介したいお店は、「道頓堀くくる」です。「道頓堀くくる」は現在全国展開を広げている人気店で、バラエティに富んだトッピングと贅沢な自家製マヨネーズのコンビネーションが特徴のお店です。なので、「道頓堀くくる」のたこ焼きはビールやワインにぴったり。最後に紹介したいお店は、伝統的なたこ焼き屋さん「会津屋」です。なんと1935年に設立された老舗で、現在、我々が口にするたこ焼きの味を確立したと言われています。たこ焼きを愛してやまないご主人は、たこ焼き作りのすべてを、細心の注意と真心で日々作っています。例えば、たこ焼き一つ一つの大きさが完璧であることを確認したり、ソースやトッピングも丁度良い量にすることによってお客さんも気持ちよく召し上がることが出来るとのことです。

大阪府民にとって、たこ焼きとは別格な存在のようです。もちろん、大阪たこ焼きミュージアムが大阪に存在している理由でもあります。実際に、大阪で見かけるお土産や商品はたこ焼きに関係した物も多いですね。たこ焼きを作るにあたっての機敏な職人技は芸術的で誰にでも真似出来る物ではありません。さらに、大阪たこ焼きミュージアムではえびす大神を分祀し、たこ焼き神社が設立されました。一つ一つのたこ焼きがおいしく作られるようにと願いを込めた神社です。

ユニバーサルスタジオジャパンに来る際は、是非大阪たこ焼きミュージアムに気軽に寄ってください。大阪たこ焼きミュージアムは、ユニバーサル・シティウォーク大阪4F CITY SHOPSにあります。

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