泰澄寺の二つの池

伝説の「産湯の池」と「雷の池」

福井市の泰澄寺には、伝説の池が二つある。一つは「産湯の池」、もう一つは「雷の池」だ。「越の大徳」と呼ばれる高名な修験道僧 泰澄大師が682年にこの地で誕生した際、産湯に使ったとされるのがこの「産湯の池」だ。1953年に偶然発見されるまで、この池は長年落ち葉に埋もれていたそうだ。祈祷後に清掃したところ、辺り一帯に白雪が降ったらしい・・・本当だろうか?!  「雷の池」にも面白い逸話がある。ある日泰澄大師の座禅修行中、落雷があった。そして泰澄はなんとその雷をこの池に「封じ込めた」というのだ。それ以後この地域には雷が落ちたことがないという・・・本当か?! 事の真偽はさておき、奈良時代から語り継がれたこの伝説の二つの池、泰澄寺を訪れた際には見逃さずにチェックしよう!

福井の泰澄寺シリーズ
1. 福井の泰澄寺
2. 泰澄寺の三十三カ所観世音菩薩
3. 地蔵パラダイス: 泰澄寺
4. 泰澄寺の二つの池
5. 泰澄寺の座禅石
6. 泰澄寺の白山神社
7. 泰澄寺の伏見吉祥稲荷大明神

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