著作権:Julie Fader / Unsplash
5月17日
5月19日
著作権:Julie Fader / Unsplash

三社祭

浅草寺周辺で100基余りの神輿を堪能しよう

場所: 浅草寺 日付: 5月17日~5月19日(日)

東京最大の祭りの一つ、三社祭は5月の第三週の週末に3日に渡り開催され、週末にかけて浅草周辺ではおよそ200万人の人出となります。

私の一番のお勧めは土曜日に地元の担ぎ手が浅草神社から浅草寺境内を抜け、雷門をくぐって外に神輿を担ぎ出すのを見物することです。100基あまりの神輿が勢揃いし、正午に最初の神輿が出発してから、ゆうに数時間は続きます。その間、見物客も近くで見ようと押し合うので、周りは緊迫した空気に包まれます。

しかしそんな張り詰めた雰囲気の中でも、目の前の担ぎ手が掛け声と共に神輿を高々とそして激しく揺り上げるのを眺めるうちに、あなたの気分はむしろ楽しく高揚していくでしょう。神輿は軽いどころか1トン近い重さのはずですが、まるで楽々と担がれていきます。数時間かけて浅草神社から神輿は次々出発しつづけるので、もし人混みを避けて神輿を眺めたかったら、見る時間をやや遅らすのもよいかもしれません。 浅草寺裏は神輿の担ぎ手の集合場所になっており、そこで彼らが順番を待ちながら徐々に気持ちと集中を高め、晴れ舞台に踏み出して行く姿を眺めながら辺りを散策するのもまたお勧めです。

祭りの期間中、浅草寺境内には多くの様々な屋台が建ち並んでいるので、祭り定番のたこ焼き・お好み焼き・かき氷などを食べてみるのもよいでしょう。そして神輿渡御は日没後も続くので、祭り情緒を楽しむ他の見物客と一緒にライトアップされた浅草寺を眺めるのもまた得がたい時間になるでしょう。

三社祭は、期間中の三日間に他にも様々なイベントが同時に開催される楽しいお祭りです。 金曜日午後には浅草通りでの伝統的な大行列を楽しめる一方、日曜の早朝には、浅草神社の神聖な三基の神輿の担ぎ棒を争う担ぎ手達の勇姿も見ることができます。

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