白鳥温泉: 上湯

霧島錦江湾国立公園の温泉でリラックスしよう

白鳥温泉。温泉名の由来でもある白鳥山の北側に位置するこの温泉には、単純な呼び名だが上湯・下湯と呼ばれる 2 つの温泉がある。上湯と下湯は互いに数キロ離れており、高度も違う。この温泉は国道 30 号線上に位置し、エコミュージアムセンターや池巡り自然探勝路韓国岳に登るハイキングコースのあるえびの高原キャンプ場 地区と、えびの市の間に挟まっている。この記事では上湯をご紹介する。気持ちの良い温泉があるだけでなく、ここには宿泊施設、レストラン、ギフトショップもある。公園内にはいくつかレストランがあるが、ここはハイキングで霧島の自然を堪能した後、食事や休憩に立ち寄れる絶好のスポットだ。

価格は手頃で、温泉のみの利用ならなんと 300 円だ。屋内と露天 2 種類の風呂があり、メインの露天風呂には小さな庭園もある。ここから渓谷越しに、えびの市方面を眺望すると見える白鳥山の絶景は素晴らしい。もう少し奮発すれば休憩室も利用でき、個室もある。

宿泊する場合、個室料金は一人 3,000 円を少し切る程度だ。風呂付の部屋は 3 人 1 部屋で 11,000 円、1 人人数が増えるごとに 3,500 円の追加料金がかかる。今回の旅で私は、ハイキングコースや絶景をより堪能できる、道路を少し下ったところにあるキャンプ場に泊まり、自然美 を満喫した。この温泉へは食事に訪れ、沈む夕陽を眺めながら、丸一日歩き通しで疲れた身体を温泉で癒し、ゆったりとくつろいだ時間を過ごした。

レストランは簡素だが、食事はとても美味しい。私は渓谷を見晴らせるテーブルに陣取り絶景を楽しんだ。ここの料理はトレイに載った定食 形式で出されるトンカツ定食を注文すると、トンカツの上には美味しいミソ味のソースがかかり、サラダ、漬物、野菜、味噌汁、そしてご飯が付いてくる。うどんや蕎麦も人気メニューの一つだ。弁当持参の人は、道を渡って向かい側にある山際のスペースでピクニックも出来る。

この地域の宿泊施設としては、他に大きなホテルと温泉がある。えびのエコミュージアムセンターと池巡り自然探勝路が出発する駐車場の向かい側だ。しかしこの上湯と道路を下ったところにある下湯は、えびの高原で宿泊する格好の選択肢の一つと言えるだろう。

白鳥温泉上湯—shiratori onsen ueyu—Shiratori Onsen Upper Bathhouse

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