この記事は、大阪城と大阪城公園を一歩一歩徹底的に案内するガイドだ。シリーズ５回目は山里丸からご紹介する。１６世紀に大阪城を築城した芸術・建築好きの豊臣秀吉は、夢の「山里」を城内に現出するため、数々の木々を植え山里の景観を創造し、その中に茶室も建てた。城に居ながらにして山里の自然と茶趣味を堪能したわけだ。山里丸を過ぎれば、ようやく大阪城天守閣が見えてくる。間近に見る天守閣は想像以上に巨大で華麗だ。天守土台の石垣が少し歪んでいるが、これは第二次世界大戦中の空襲によるものだ。しかし歪んだとはいえ石垣は崩れず今も尚健在だ。この歪んだ石垣も見逃しがちなので、注意して見てみよう! ここから先の道程は下記ガイドをご参照頂きたい。
「究極の大阪城観光ガイド」シリーズ
01: JR大阪駅 → 大阪城東外堀
02: 東外堀 → 極楽橋
03: 極楽橋 → 豊臣秀頼・淀殿ら自刃の地
04: 刻印石広場 → 山里丸石垣の機銃掃射痕
05: 山里丸 → 隠し曲輪
06: 天守下仕切門跡 → 大阪城天守閣
07: 重要文化財 金蔵 → タイムカプセルEXPO '70
08: 大阪城天守閣 → 金明水井戸屋形 →号砲
09: 大阪城天守閣の歴史遺産展示
10: 大阪城天守閣前広場の日本庭園
11: 桜門 → 桜門枡形の巨石 → 銀明水井戸の井筒 → 空掘
12: 一番櫓 → 六番櫓 → 太鼓櫓跡 → 西の丸庭園
13: 千貫櫓 → 大手門 → 南外堀
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