早春に訪れる色彩豊かな寺院群
京都大本山妙心寺は私のお気に入りの寺の一つだ。というのも行く度に、どんな面白い物に出くわすか見当もつかないからだ。どうして見当が付かないのか? それはこの古い大本山を中心に、46もの臨済禅宗塔頭が一堂に結集しているためだ。これら全ての寺院群、今なお息衝き、機能している現役の寺ばかりで、一つ一つが個性的だ。しかし46の塔頭全てが同時公開されることはなく、行く度に開いている寺もあれば閉まっている寺もある。この予期できぬ意外性が面白いのだ。このシリーズでは、5月上旬の大本山の様子をご紹介する。
大本山妙心寺塔頭シリーズ
[1] 大本山妙心寺を歩く [2] 大法院庭園
[3] 桂春院庭園 [4] 金牛院の異国美
[5] 気まぐれ散歩のご褒美
妙心寺についてもっと調べる
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