観光地、みなとみらいがある横浜ベイサイドエリアの徒歩圏に静かで緑美しい場所があります。それは野毛山公園です。JR東日本の京浜東北線・横浜線、横浜市営地下鉄のブルーラインが乗り入れる桜木町駅や京急電鉄・日ノ出町駅から約１０から15分のところにあります。
この公園は野毛山の丘の上にあります。かつてこの地域は原善三郎や茂木惣兵衛など横浜ゆかりの豪商の邸宅があった場所でした。しかし1923年の関東大震災後にこの邸宅地は焼き尽くされ、震災復興として公園が整備されました。
私が行った日は残念ながら曇りで雨が降りそうな日でした。桜木町から動物園通りを抜け、野毛坂を上がって行きました。野毛山公園は静かで木と灌木がとても美しかったです。私は高校生時代、一人になりたいとき、思索にふけりたいときによく来たものでしたが、今日もここが観光地みなとみらい地区の近くにあることが信じられないです。
公園の中は起伏があります。そこに女性詩人の中村汀女や横浜港開港に尽力を尽くした佐久間象山の碑を見ることができます。象山の碑は横浜港開港100周年を記念して建てられました。
野毛山を上がっていくと、野毛山動物園の入り口にたどり着きます。私が行った日は雨で、動物園は混んでおらず、雨の日プレゼントまでもらいました！小さい動物が描かれたクリアファイルです。今日、ここにきてラッキーでした。みなさんも雨の日にもぜひいらしてください。
野毛山動物園はあまり広くないですが、虎、ライオン、ペンギン、キリン、ラクダやさるなど主要な動物を見ることができます。古い動物園ですが、家族だけでなくカップルにもお奨めします。なぜならば散歩にはちょうどよい広さで、あまり疲れず、なによりもとても便利な場所にあるからです。驚いたことに、このよく手入れされた動物園は入場無料なのです。横浜市は入場料くらいとってもお客さんは来ると思うのに。でも横浜市はとても気前がいいのだと思います。
動物を見て、さらになかよし広場でネズミやモルモットと遊んだ後、入り口近くのなかよしショップで動物グッズを見ました。そこでは軽食やアイスクリームなども買うことができます。それから動物園入り口から延びる吊り橋を通って別の野毛山公園へ行きました。
野毛山公園は西洋風と日本風の合わさった公園です。動物園正面に広がったエリアは展望台がある西洋風の平坦な公園です。その展望台から、晴れた日はみなとみらい地区や横浜一帯を望むことができます。
もしみなとみらいや桜木町地区に行くのでしたら、野毛山公園や動物園に足を延ばしてください。そこで古き良き横浜を発見できるでしょう。
