壮麗な山門と龍の待つ寺
壮麗な山門で名高い誠照寺(じょうしょうじ)は真宗誠照寺派の本山で、鯖江で一番大きな寺だ。山門は実に華麗で、その見事な彫刻、特に龍の彫刻を見るだけで何時間も立っていられると感じるほどだ。左甚五郎作と言われているが、名人の手で絶妙に彫り込まれた龍は美しく神秘的で、同時に恐ろしくもある。本格的な漆黒の木材が敷き詰められた御影堂(本堂)外廊下は広々として気持ちが良い。寺院の内部(通常一般には公開されていない)は長い廊下が延々と続き、各部屋は障子で仕切られ、置石を配置した中庭もある。毎月第3日曜には「誠市」と呼ばれる盛大な骨董市も行われる。是非行ってみてほしい。
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