鯖江の西山公園とレッサーパンダ

西山動物園で可愛い動物達とアウトドアをエンジョイしよう

西山公園は、ここを訪れる誰もが自然のオアシスをたっぷり満喫できる広大な公園です。このサイズの都市にこれほど広大な公園があるのはかなり珍しいことです。西山公園は鯖江市の中心部に位置し、福井県内でも有数の訪問先のひとつです。

 この公園の歴史は150年前までさかのぼります。鯖江藩第七代藩主間部詮勝(マナベ・アキカツ)は、自領の中から広大な敷地を割いて、庶民の休息と安らぎのために庭園を整備しました。この公園の創設以来、市民が集まり一丸となって公園を造成・拡張し続けてきました。市を挙げての植樹の努力は今日まで続き、この公園には50,000本以上のツツジ、1,000本の桜、1,600本のもみじが植えられています。春に咲く桜、そして秋に色づく紅葉の鮮やかな色彩の変化はとりわけ美しく、西山公園は日本全国から大勢の人が訪れる人気スポットになっています。

 公園内には西山動物園があります。決して大きくはありませんが、多種多様な動物が暮らしています。三種類のサルが楽しげに木にぶら下がる様子や、数種類のとても美しい鳥たちを見ることができます。中でも、かわいくていたずら好きなレッサーパンダは大人気で、この動物園の目玉になっています。パンダたちは屋内外に6ヶ所以上の遊び場を持ち、屋内の遊び場では、来場者のすぐ頭上を、木登りしたり飛び回ったりします。”レッサーパンダのいえ”ではパンダに関する情報や映像が見られますが、主に日本語です。西山動物園は午前9時00分から午後4時30分(最後の入場)まで開園しており、定休日は月曜日です。

少し身体を動かしたい人には、芝生広場やピクニック広場、木陰の小道など、屋外活動や散策を楽しめる場所が沢山あります。公園は十分に広く、伝統的な石像に囲まれながら、一人で静寂に浸れる場所もあります。ひとたび公園の中心に向かえば、人が集まる場所が多くあり、ピクニックをしたり、スポーツをして思い思いに楽しむ人達に触れることができます。

子供たちには、西山動物園の丘を下ったところに、パンダらんどがあります。このエリアには、滑り台などの多くのアスレチック体験施設が設置されており、子供たちの期待を上回ること請け合いです。

公園の入口には「道の駅」があり、レッサーパンダをテーマにした飲物、軽食、記念品などが販売されています。徒歩で20分程度の場所に「ヨーロッパ軒」というランチに最適のレストランがあります。ソースカツ丼の専門店で、一品約800円から1000円。ボリュームたっぷりです。

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