ガジュマル・バンヤン園、屋久島

活き活きとしたバンヤンツリーが広がる幻想的な森

屋久島は古代の杉の木とその堂々として大きな森で有名ですが、それが島で見るべき全てではありません。 志戸子ガジュマルバンヤン園はけっこう小さいスケールなのですが、もしあなたが長居しないことを選ぶなら、20分以内で見学出来ますし、何よりももしあなたが子供連れなら、自然の中にある変わった木と森を観察する楽しい場所です。

私は200円払って入り口に入りました。するとそこは魔法の森のファンタジーの世界。バンヤンは活きて、根を下に枝を張って広がっていきます。それが結局は地面で繋がります。で、幹を支える太い根になり、それから既存の木が上に成長します。結局はそれらのバンヤンを巻き込んで密集することが出来ます。で、結局はバンヤンという「奇妙な形」になるのです。このプロセスが至る所に起きていて、根がねじれながら幹に絡み付き、気分の悪い日のメデューサのようになった木の群生になります。時には、それが太く大きくなるので、どちらがオリジナルの木で、どちらが支えている根の部分であるのか見分けられません。そして、その根のアーチの下をくぐって行けるのです。垂れ下がった細い毛髪状の根に加えて天蓋のように繁ったこずえも日光を遮り、それは本当にファンタジーの世界「魔女の森」のような様子。もし私が小さな子供連れなら、子供がこの木にさらわれるのを恐れたかもしれません。これらの木がどうやってこのようなねじれた形を作ったのかという物語を想像して楽しかったです。実際、私はこの木の下で子供達が輪になって走り回っている時、付き添いがちょっと目を離している隙に、ぽっちゃりと可愛い一人の男の子が、ぐちゃぐちゃにもつれた木の根の中に落ちてしまう物語を想像しました。

もしあなたが自分の移動手段が無いなら、かなりまれですが、バスがあります。宮ノ浦港から約10分ぐらいの志戸子停留所で下りて、そこから徒歩5分です。このガジュマル・バンヤン園は見学にそう長くかかりませんので、1、2時間の余裕があれば、行くと十分楽しい気分転換になるでしょう。

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