京都市内各地にある歌舞練場は舞妓芸妓初めそれぞれの踊りの演舞会場である。なかでも京都花街一の歴史を誇る祇園には「祇園新地甲部歌舞練場」という素晴らしいホールがあって、立方（たちかた）、地方（じかた）の芸妓、また鳴り物のみの場合も含めて、日本古典芸能を観賞することができるのだ。私が訪れたこの日は人間国宝井上安寿子氏門下生による演舞会であったが、一年を通じて舞妓芸妓の演舞が観賞できる機会が多々ある。また、春秋に開催される「都をどり」は華麗な芸妓達の踊りを楽しめる絶好のチャンスである。お座敷に芸妓を上げるのが叶わなくても歌舞練場なら低料金で存分に観賞が楽しめる。
京都「祇園新地甲部歌舞練場」
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Yui Yamaguchi
10年前
数年前に、都をどりを鑑賞に参りました。舞妓さんの初々しい舞とともに、練磨された芸妓さんたちの地方、舞台装飾、衣裳など、大迫力の舞台でした。次回はご紹介されたように、熟練された舞踊を鑑賞してみたいです。
Yui Yamaguchiさん、卯月四月、京都のそれぞれの花街では一斉に「都をどり」の時季に入りますね。桜と共に京都がぱっと華やぐ春の訪れです。
