Charity Walk 2014 東日本大震災復興支援

復興支援のために被災地を歩いてみませんか

まさに完全破壊としかいいようのない自然の猛威。2011年3月11日、日本の東北地方沿岸を襲った巨大地震と大津波は、真っ黒い死の壁となって地震で倒壊した建物、そしてありとあらゆるものを呑みこんでいった。あの日からずっと、私たちはニュース報道や映像をとおして被災地の様子を見てきました。でも、激震地だった仙台市の周辺にまで足を運び、そこで何が起こっているのかを自分の目でじかに見た人は、それほど多くないように思います。その一方で、今も被災地の仮設住宅に住み生活再建をめざす人々のために「私たちにできること」はないかと考えながらも、時間の制約があったり、実際何をすればよいのかわからない、という方々が多いのではないでしょうか。ずっと被災地とつながっていたい。みんなで被災地の復興を応援したい。そんな思いに応えるため、Charity Walkが企画されました。

2013年にはじまったこのイベントは、今も津波の爪跡が残る地域を歩くことによって、復興支援に向けての機運を高めるきっかけとなるよう、また支援のための義援金を集めることを目的とし、以後10年間にわたり毎年開催される予定です。コースでは、被災地で何が起こったのか、また今何が起こっているのかを自分の目で確かめることができます。復興はすすんでいるとはいえ、まだまだ道途中。被災地では復興の過程を見ると同時に、めざす復興の明るい兆しも感じることができます。

この復興支援する地域を歩く行程は、一般のチャリティーウォークとは違ってフィジカル、メンタルの両面でやはり侮れないコースです。津波被災地を歩く28kmの途中には、壊れた家々や住宅の基礎、小学生たちが津波を逃れるために屋上へと駆け上がった校舎、津波によって亡くなられた方々を慰霊するために建てられた観音像、復興の進んだ現場、かつて人々が暮らしていた町が今は更地となってしまった地域などを歩きます。参加者にはコースマップが配られ、コース中にはコンビニやトイレもあり、またボランティアがコースのサポートをしてくれます。数時間にも及ぶ行程ですが、自分のペースで自由に歩くことができます。途中、時に悲しい光景を見かけることもありますが、一方で災害を乗り越えようとする被災地のエネルギーと希望に心満たされることもあるでしょう。

このイベントの参加申込はとても簡単です。まずCHARITY WALK 2014オフィシャルサイトで、2014年10月12日のイベントの詳細と参加申込方法をご覧ください。参加申込の期限は9月末日。サイトのRUNNETボタンをクリックして、オンラインフォームに必要事項を入力するだけなので、ほんの数分で完了です。Faxによる申込みも受け付けています。申込受付完了後に、参加費をサイトに記載された方法(銀行振込または、郵便局からの振替払込)でお支払いください。2014年Charity Walkの参加費は5,000円(参加費の中にレクリエーション保険料を含みます)で、収益金の全ては震災復興の義援金として寄付されます。今年は英語版のホームページもあり、英語対応スタッフが参加しているので、日本語と英語での問い合わせが可能です。私自身もこのイベントについてよく知っていますから、ページのコメント欄で気軽にお問い合わせください。

震災復興支援のために「私たちができること」をしたい、そして被災地の人々とつながっていたい。そんな思いをかなえるために毎年行われるこのイベント 。Charity Walk 2014に、あなたもチャレンジャーとして、あるいはボランティアとして参加してみませんか。

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