泰澄寺の白山神社

森の奥に佇む小さな神社

福井泰澄寺の境内の奥には、小さな白山神社がぽつりと佇んでいる。この寺は717年、日本三大霊山の一つ白山に初めて登頂した高僧、泰澄大師により建立された。しかしその境内にある白山神社については何の情報も得られなかったため、寺に電話し住職に話を伺ってみた。「この神社はいつ頃からこちらの境内にあるのですか?」と聞くと、「いやあ、詳しくは分かりませんが、私の知る限り昔からあるようですよ。何でも前の神社が古くなったので新しく建替えたとか。」との答え。「じゃあ戦後再建されたのでしょうか? ( 第二次世界大戦後、の意 )」と聞くと、「もちろん再建したんですよ。織田信長が来た時に全部焼け落ちましたからねえ。」 ( 信長の越前進攻は16世紀の話だ! )  でもこの住職の答えを聞いて、なぜだかとっても嬉しくなってしまった!

福井の泰澄寺シリーズ
1. 福井の泰澄寺
2. 泰澄寺の三十三カ所観世音菩薩
3. 地蔵パラダイス: 泰澄寺
4. 泰澄寺の二つの池
5. 泰澄寺の座禅石
6. 泰澄寺の白山神社
7. 泰澄寺の伏見吉祥稲荷大明神

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