海岸に突如として現れる123基の鳥居。自然と見事に調和したその美しい景色は、「映えスポット」を求める旅人の心を鷲掴みに!
山口県北部の長門市に位置する元乃隅神社。123基の鳥居がトンネルのように連なり、その先は日本海を見渡すことのできる岸壁へと続いています。京都の伏見稲荷神社に近いものでは?と思われるかもしれませんが、ここは京都ほど混んでいません。豊かな自然と日本海が織り成す景観は息を呑むほど美しく、2015年にはCNNの「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれました。
元乃隅神社の起源は比較的新しい1955年。地元の網元の枕元に白狐が現れ、神社を建てるようお告げを残したそうです。ちなみにこの白狐、山口県のお隣、島根県津和野町の太鼓谷稲成神社の精霊だと言われているんですよ。
絶景を満喫した後はもちろんお参りも!元乃隅神社は、商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就と、多方面にご利益があるそうです。
しかし問題は賽銭箱!なんと駐車場にいちばん近い鳥居の上、高さ5mの地点にあります。サイズも小さく、「日本一入れづらい賽銭箱」とも。賽銭箱に見事お賽銭を入れられた人は願いが叶うと言われています。ぜひチャレンジしてみてください!