400年以上にわたってこの秋祭りは唐津神社で開催されており、九州の主要な祭りの1つとなっている。祭りの2日目に開かれる御旅所神幸では、見事に飾り付けられた曳山として知られる巨大な山車が、伝統的な太鼓と笛の音に合わせて西の浜の砂浜に曳き込まれる。
高さは最高およそ7メートル、これらの芸術作品は、漆塗りのあと金箔・銀箔で仕上げられ、獅子や兜、飛龍、その他様々なデザインに製作されている。完成させるのに通常は2~3年かかり、現存する最古のものは1819年までさかのぼる。曳山の現物は、イベント期間以外は通常、神社に隣接した曳山展示場に展示されている。
御旅所神幸のほかに、第一夜には宵山が行われ、提灯で飾りつけられた曳山がそれぞれ唐津の街中に曳き出される。このお祭りは見逃せない!