8 京都・嵯峨野「常寂光寺」を歩く~3 Shozo Fujii この多宝塔はその当時のもので、小倉山の中腹に立ち、どの季節におとずれても美しい。総ひのき葺きの屋根が方形にゆるやかにしなりながら伸び、その屋根が二段に重なっている。これは裳階(もこし)と呼ばれる。