10 京都「蹴上・インクラインから水路閣」を歩く Shozo Fujii 京都の東、蹴上から南禅寺に至る疎水は、明治時代、琵琶湖の水を京都にもたらすべく拓かれた。水は水力発電や工業用水に用いられ、さらに疎水は物流の経路として当時画期的な役割を果たした。
11 文化 定義如来西方寺 Takako Sakamoto 日本の素晴らしいところは、どこを訪ねたとしても、季節が変われば再びまた行ってみる価値があることだ。... その寒々した光景に忘れがたき印象を受けた私は、早春に是非もう一度来てみようと思った。
12 京都「錦市場」ぶらぶら Shozo Fujii 旅の楽しみは景色や町並みなどの観光ももちろんだが、その土地ならではの料理や食品を味わえることが旅人をそそるものの一つである。... 流通によって今ではどんな山奥でも離島でもあらゆる物資が輸送されて、いわゆる「地方色」というのはほとんどおぼろになってきているが、それでも市場に