7 京都「哲学のみち」散策 Shozo Fujii 銀閣寺から琵琶湖疏水沿いに南へおよそ2キロほど続く川堤の小径は、かつて哲学者・西田幾多郎が思索しながら歩いたことからこのような、やや厳(いかめ)しい名前が付いているが、実際のところはのどかで閑静な街中を抜ける道である。
11 飲食 京都「じき宮ざわ」 Shozo Fujii 京料理、あるいは懐石料理は、くっきりとした四季の美しさを皿や鉢の中に再現した日本料理である。茶席はお茶だけでなく酒を伴う食事も供して客をもてなすのだが、その深いもてなしの意気がこの「じき宮ざわ」には感じることができる。予約が取れにくい名店である。