『お伊勢さん』として親しまれてきた伊勢神宮は、内宮と外宮、および123の別宮、摂社、末社などを総称したものです。内宮(ないくう)は天照大御神が鎮座する宮であり、日本人の御祖神をお祀りしている社殿であるとも言えます。伊勢神宮では、約2000年前に皇居を出た大御神が、各地を巡った後に、五十鈴川の川上の現在地に鎮まったと伝えています。式年遷宮は、正宮、および正宮内の装束神宝一切、また境内の殿舎すべてを、20年ごとに造替する儀式で、1300年間続けられてきました。これは、決して朽ちることなく新調されるという意味で、究極の持続可能システムであると言えるかもしれません。
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