スパワールド

大阪の断トツ1位のスーパー銭湯

大阪の残念なことの1つが、ほとんど天然温泉がないという点です。しかし、幸いなことに、大阪のとても目立った繁華街の中に、1つだけ天然温泉があるのです。このすごいスーパー温泉「スパワールド」を作った大阪人の革新さに文句を言う人はまず居ないでしょう。

開業早々人気観光スポットになったスパワールドは、古い街並みの残る新世界にあります。この新世界は独特の魅力があります。私はいつも新世界に行くとびっくりしたりドキドキしたりします。ここはまるで時間がストップしてしまったようで、1950年代の最盛期からそのまま変わっていないようです。建物は崩れかけているものも多くあります。でもどこに何を観に行くかをしっかりとわかっていれば、新世界は活気ある観光スポットになります。もしどこに行くかわかっていないなら、日中しかおすすめしませんよ。

初めて新世界を訪れた時、私はすぐに興味をなくしました。それから後になって「スパワールド」に出逢ったのです。この巨大な浴場は私が今まで日本で経験したお風呂体験のどれよりも一枚上手でした。本当に大したものなのです。

まずスパワールドはフロアによって体験することが分かれます。まずは1階です。ここにはちろんロビーがあります。近接したホテルや、ゲームセンターやお土産物屋さんや靴のロッカーもあります。ロビーに入る前に、まずは自販機でチケットを購入しましょう。もしあなたがラッキーなら、スパワールドがよく行っている「キャンペーン」期間に行くことになるでしょう。キャンペーン中は24時間無制限で1000円で入れます。他の温泉と比べ24時間無制限でこの値段とは、とってもお得です!

フロントデスクでチケットを提示したら、まずは緑のブレスレットがもらえます。これは建物内で使ったお金をつけで買い、あとで支払うためのものです。すぐに腕につけてくださいね。帰るまではずさないでください。このブレスレットはもちろん防水加工してあります。建物内にある機械で決算できます。そしてスパワールドに着いたらすぐに靴やブーツを脱ぎましょう。ロッカーは100円をいれて下さい。帰るときに100円が戻ってきます。

浴場は4階と6階にあります。男女別に楽しむために月ごとに階を入れ替えています。大抵女性は奇数月に4階で、男性は偶数月に4階を利用します。この4階と6階フロアーにロッカーがありますのでここで持ち物を置いておきましょう。ロッカーはあなたの好きなロッカーどれを使って構いません。すぐに浴場に行きたかったら、浴場近くにもロッカーがあります。お風呂に入る前には体をしっかりとすすぎましょう。もしお風呂に入る前に建物を探索したかったら、室内着が浴場とロッカールームの間にあるので、それを着ましょう。男女共通スペースで誰かと会う時にもこの室内着を着ることが必要です。男女共有のプールや屋上の浴場に行くのなら、水着着用が必要です。浴場にあるインフォメーションデスクからプール用のエレベーターが設置されています。必要なら、水着を借りることもできます。注意:ふつうの浴場に入るには水着を着て入ることができません。プールと8階の男女兼用浴場のみです。また、刺青した人の入場は認められていません。

さぁ、お待ちかね浴場についてです。まず4階です。ここは「ヨーロッパ・ゾーン」と呼ばれていて、ヨーロッパの温泉の特徴を表しています。それぞれのエリアにはテーマ別に名前がついています。たとえば、「古代ローマ」「ギリシャ」「スペイン」「地中海」「アトランティス」「フィンランド」そしてイタリアの「青の洞窟」です。ほとんどすべてのエリアには特別なしかけがあり、私たちに多様な経験をさせてくれます。たとえばフィンランドエリアでは水風呂と2つのサウナハウスがあったり、スペインエリアでは滝がある野外風呂です。アトランティスエリアではガラスフロアの下に魚や小さいサメがいます。スパニッシュカフェでは足湯をしながら、軽食や飲み物をブレスレットを使って楽しめます。ギリシャエリアにはハーブやティーバスがあり、青の洞窟の外では塩サウナでリラックスできます。ローマエリアでは一番熱い温泉と金色の水風呂があり、地中海エリアではお風呂の中にデッキチェアーがあり、最高にくつろげるのです。

6階の「アジアゾーン」は女性は偶数月、男性は奇数月に楽しめます。アジアゾーンは日本の典型的な銭湯により近い感じです。ヒノキ風呂があって、野外の露天風呂が楽しめます。春にはなんと本物の桜の木を楽しむことができます。

アジアゾーンにある他のエリアも紹介しましょう。バリエリアでは泥風呂やマッサージエリアがあります。イスラムエリアの石風呂や、インドエリアの塩サウナ、ペルシャエリアではミルク風呂や休憩室があり、和式のカフェラウンジまであります。Dr.Spa(ドクター・スパ)もあり、ここでは健康の為に酸素や炭酸ガスをお風呂にポンプで送っています。

最後に8階をご紹介しましょう。ここには室内風呂、バーがある屋上風呂があります。冬でも室内から屋外に行くことができます。ここから通天閣がよく見えますので忘れないでしっかり見てくださいね。2つのお風呂の間にはロック・スパがあり、3つのすべり台がついているプールや、カフェや緩やかな流れるリバーがあります。このフロアーでは子供たちが楽しめることを最大の呼び物としています。注意していただきたいのは、この屋上フロアーは朝10時から夜10時までのみオープンです。冬の間はプールはメンテナンスの為に閉まると言うことです。夜中までいると施設に泊まってリラクゼーションフロアを使用したということで、深夜料金として1300円かかるのでご注意ください。

お風呂を堪能したら、公共スペースでリラックスすることができます。ゲームセンターで楽しんだり、3階にある数多くあるレストランの一つで飲食することもできます。リーズナブルなお値段でマッサージやサロン・スパサービスを受けることもできます。4階・6階の浴場フロアにもリラックスルームがあります。ここでは毛布やまくらやテレビに肘掛け椅子まであるので、浴場に再度行く前に軽くお昼寝をして充電するには最適の場所なんです!

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