横浜観光名所はなにもベイサイドエリアだけではないのです。ここ港北ニュータウンと呼ばれるところにもよい名所があります。
港北ニュータウンは横浜北部の都筑区に位置しており、そこは美しい居住地域であり、横浜で最も新しい地域の1つでもあります。そして今回お薦めする名所とは「横浜歴史博物館」です。ニュータウン(新しい街)に歴史博物館とは皮肉なようですが、横浜市営地下鉄のセンター北駅(ブルーラインとグリーンラインが交差しています)を降り5分歩くと、周辺と調和した、落ち着いたたたずまいの建物を見つけることができます。
この博物館では原始時代から近現代まで時代ごとに分けられた6つのブースで横浜の歴史と生活様式を見学することができます。常設展に加え、季節ごとに異なった特別展も見ることができます。(特別展は別料金がかかります)
そこでは、ただ歩いて回るだけではなく、体験ゾーンにおいては歴史の中で使用された道具(たとえば火打石や人力車乗車など)を体験することもできるのです。私が子供と人力車乗車体験をした時も古い時代の生活を思い起こすことができました。
またこの博物館が一般的な博物館と大きく異なっているのは、屋外に大塚・歳勝土遺跡公園も擁しているという点です。(365日開放、入場無料)そこで、復元された弥生時代の竪穴式住居、型どり遺構などからも歴史を学べるようになっているのです。
この公園はまた、再建築された徳川時代の都筑民家園も蔵しています。ここには茶室も設けられています。運が良ければ日本伝統を伝えるイベントに出くわすこともあるでしょう。ところで、横浜歴史博物館は観光客だけでなく、横浜市民や横浜の学生たちにも親しまれています。横浜市立小学校の遠足先として利用されてもいます。その際は少し騒々しいですが、子供たちが熱心に見入っている様子に、エネルギーを感じるでしょう!
見学が終わったら、チョコレートや横浜の歴史に関する本や品物を売っているミュージアムショップをぶらついてもよいでしょう。これらの製品はオンラインでも購入することができます。もし横浜の歴史について学びたかったら、また、みなとみらい・中華街そして山手地区のような典型的な観光地でない場所にも行ってみたいようでしたら、ぜひこちらを訪れてみてください。
ここもお奨めの穴場です。