葉山はとくに恋人たちに人気のあるドライブの目的地です。なぜならば道路は輝く海岸線に沿っているし、新鮮な魚や地元の野菜が採れる多くのおしゃれでおいしいレストランがあるからです。でもそれだけでは充分ではないです。ぜひドライブとお食事とともに主な目的としてこの美術館を加えてください。
葉山は太平洋に面した美しい海岸沿いの町です。そこは最も人気のある観光地の1つである鎌倉の近く、そして私が大好きなところです。比較的不便な立地のため、(葉山町までは最寄りの駅 逗子駅と新逗子駅からバスに乗らないといけません)そこではあまり多くの観光客を見かけませんが、海が好きな人たちを見かけるでしょう。神奈川県立近代美術館 葉山館は太平洋を望む葉山の最も良い場所に位置しています。
神奈川県立近代美術館は3つの場所から成り立っています。鎌倉館、鎌倉別館、葉山館です。それらは1951年に設立された日本で初めての公立美術館です。葉山館の建物は2003年に作られました。建築はとてもモダンで建物を見るのと、美しい景色を楽しむだけでも価値があるでしょう。晴れて空気がきれいな日には富士山も眺めることができます。
もちろん、もっと楽しみがあります。美術館の作品を見ることです。作品は1年に何回か変えられます。私が最近訪れた時、有名な日本画家の作品を見ました。しかし、日本の作品から世界の作品、絵画から彫刻まで幅広く楽しむことができるのです。この美術館全体としては1万点もの絵画、写真、彫刻、工芸まで幅広くコレクションを所蔵しているのです。
美術館は広さも歩きまわるにはちょうどよく、暖かいライトで心地よいスペースです。立地のせいで美術館はそんなに混んでおらず、ゆっくり見ることができました。展示に関係ある画家のビデオも上映していました。行ったことがなく近々行ってみようと思っているのですが、アートに関する図書館や講堂も備えています。講堂では芸術に関するレクチャーやトークショーなどのさまざまなイベントも行っていることがわかったからです。
あとレストランやミュージアムショップに立ち寄ることもお忘れなく!両方とも名前は“オランジュ・ブルー”といいます。私がレストランのテーブルに腰掛けた時、海の景色に息をのんだものでした。メニューも普通のレストラン顔負けです。魚か肉を選ぶミニコースメニューからデザートまでオーダーすることができます。
ミュージアムショップは美術カタログからミュージアム・コレクションをモチーフにしたカップやスカーフなどオリジナルグッズまで幅広く取り扱っています。私は葉山や鎌倉のガイドブックを見たり絵画のポストカードを買って楽しみました。
ここに来たら図書館やミュージアムショップ、レストランを利用するだけでも十分だと思います。でももしこんな美しい場所で芸術に触れたら、あなたの1日はもっと豊かになると思いませんか?