久能山東照宮

楼門~唐門

静岡県にある「久能山東照宮」は、初代将軍徳川家康公が埋葬されている神社です。家康公の遺言に従い、2代将軍秀忠公によってご社殿が造営されました。同じ時期に栃木県の日光でも東照宮が建造され、日光東照宮は3代将軍家光公による「寛永の大造替」で改築が行われました。

久能山東照宮境内にある「楼門」や「鼓楼(ころう)」などは、重要文化財に指定されています。立派な朱色の楼門には、「東照大権現」の扁額が掲げてあります。この扁額は後水尾(ごみずのお)天皇の御手によるものであることから、別名「勅額御門(ちょくがくごもん)」との異名を持ちます。色鮮やかな鼓楼は、創建された当時は鐘楼でした。明治時代の神仏分離によって鐘から太鼓に変わった際、現在の名前に改称されました。

<久能山東照宮シリーズ>

(注:久能山東照宮は2020年4月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業しております。再開時期については公式ホームページをご参照ください。)

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