高野山金剛峯寺の宝物と紅葉

天空のまち、高野山の色づきは早い

かつて高野山は「一山境内地」と呼ばれ、高野山の至る所が寺の境内地であり、高野山全体が広大な寺であった。山内全体が金剛峯寺と呼ばれていたのだ。

山内は「奥の院」と「壇上伽藍」を二大聖地として民族や宗教を問わず今も広く信仰を集めている。1200年もの長きに渡り継承されてきた所以であり最大の魅力なのだ。「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界文化遺産に登録されて久しいが、現在は117にのぼる寺院があり、約4,000人が暮らしている。宿坊体験ができる寺社もあるため、海外からも多くの観光客が訪れている。高野山の総称のような金剛峯寺の名称の由来だが、弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経 (こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」という経文より名付けたと伝えられている。そしてその敷地面積は東西60m、南北約70mで、主殿をはじめとした様々な建物を備え境内総坪数48,295坪の広大さを有している。寺内には歴史の数々が刻まれた宝物も多く、その優雅さは筆舌に尽くしがたい。先ずは聖地高野山を訪れてみて欲しい!

行き方

総本山金剛峯寺アクセスをご参照下さい

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