JR 仙台駅 から電車で南へ 30分、小さな丘の上にある船岡城址公園は、蔵王山の絶景と山一面に咲き誇る桜の花で有名だ。ここからは白石川沿いに延々と続く「一目千本桜」の壮大な景色も堪能できる。しかし、実はこの船岡城、桜や絶景だけが取り柄ではない。知る人ぞ知る山本周五郎作「樅の木は残った」の小説舞台となったのが、この城なのだ。1970 年にはこの小説を題材にしたNHK 大河ドラマも放映された。小説 / ドラマの主人公、原田甲斐は、かつて船岡城の城主であった。桜の時期には「しばた桜まつり」が毎年開催され、多くの人が美しい桜と山上からの絶景を楽しみにやってくる。桜まつり開催中の写真は、別の写真ストーリー をご覧頂きたい。
宮城、船岡城址公園
絶景と桜、そしてNHK大河ドラマの舞台となった公園

Takako Sakamotoによって
コミュニティライター

桜の花と小高い山上に聳える船岡平和観音

山上の船岡城址公園は遊歩道を歩いてすぐだ

山上へと続く遊歩道を彩るカラフルな花々

船岡城址公園の平和塔

左に進めば船岡平和観音、右が「樅の木は残った」展望台だ

公園の突端に「樅の木は残った」展望台がある。これは 1970 年放映のNHK大河ドラマタイトルから名付けられた名前だ

この石碑には 1671 年の「伊達騒動」で処刑された武士の辞世の句が刻まれている。山本周五郎の小説、「樅の木は残った」は、この伊達騒動を描いている

山本周五郎作「樅の木は残った」と、同名NHK大河ドラマの説明文

展望台から絶景を堪能する人々。ここからの眺望は「みやぎ蔵王三十六景」に選定されている

展望台から眺める蔵王山と白石川沿い「一目千本桜」の絶景

船岡城址公園の花々
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