橋池山立江寺

四国霊場十九番札所

四国霊場十九番札所は立江寺だ。夫を殺害した京という女性が、愛人とともに四国に逃げてきた。19世紀のことである。逃亡のために彼らは巡礼者に扮して旅をしていた。この寺にやってきたとき、お京の髪の毛が逆立ち、鐘の綱に巻き付いたという。彼女が逃れられたとき、頭髪は全て抜けてしまい、頭皮の一部とともに綱に巻き付いたまま残された。この出来事を弘法大師の啓示ととらえた彼らは、出家したそうだ。この髪の毛は、少し歩いたところにある黒髪堂に収められており、今でも見ることができる。

公共交通機関で行くなら、JR牟岐線を立江駅まで下車。五分ほど歩けば寺だ。

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