ULTRA JAPAN 2017 [Closed]

台風をも凌駕し、12万人を熱狂させたミラクル ULTRA JAPAN 2017

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最新の更新: 2019/08/19

4年目を迎えた今年は、2017年9月16日(土)、17日(日)、18日(月・ 祝)と3日間に渡ってTOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場 / 江東区青海)で開催されました。ジャンルの枠を超えたダンスミュージックの集結となる本イベントは、2014年の日本初開催から、年々目を見張る程の進化を遂げ、計4つのステージにて総勢95組以上ものアーティストが登場しました。

1999年、アメリカのマイアミで始まった世界最大のダンス・ミュージックの祭典『UMF(Ultra Music Festival)』。その日本版として誕生した『ULTRA JAPAN』は、みるみる日本国内での注目度も増してきました。特に今年は台風が近付く悪天候にも関わらず、会場となったお台場にはオープン前から長蛇の列ができ、3日間で延べ約12万人を動員したということからも、その大盛況ぶりを感じずにはいられません。

特に今年は、数々の新たな取り組みが開始されました。従来のULTRA MAIN STAGE、RESISTANCE、ULTRA PARK STAGEに加え、「LIVE STAGE」が新設され、初来日となるEmpire of the Sunや、Porter Robinsonをはじめ、水曜日のカンパネラ、 ちゃんみななどULTRA JAPAN初出演となる豪華アーティストが登場したことでも更なる注目を集めました。

アートな空間を楽しむULTRA PARK presented by Onitsuka Tigerも登場し、​Onitsuka Tigerと日本を代表する様々なアーティストがコラボレーションしたフォトジェニックな空間にも多くの来場者たちが魅了されました。​Onitsuka Tigerらしいスニーカーをモチーフにした巨大滑り台や卓球台 、そしてブランコ、竹に穴を開けてあかりを灯す「竹あかり」 の演出制作・プロデュース会社“CHIKAKEN(ちかけん)”、世界をまたにかけるイラストレーター“SHETA”など豪華アーティストが創りだすカラフルで唯一無二な作品たちは、会場を更に活気づけ、よりパワフルなものへと導いていました。

またトレンドをおさえたオシャレなフェスファッションには年々注目が集まっていますが、今回 のULTRA JAPANの来場者たちも思い思いのファッションに身を包み、この盛大なミュージックフ ェスティバルを鮮やかに彩りました。中でも今年はブラトップ、ナイロン素材のアイテムやレギ ンスなどを組み合わせたスポーティスタイルや、シルバー・ラメ・オーロラのようなスペーシー なカラーを、洋服だけではなくメイクにも取り入れたスタイルが多く見られ、「可愛い子、おし ゃれな子が多くて、ULTRA JAPANでしか出来ない、フェスファッションを楽しむことができる !」という来場者の声も聞かれました。

日本初の大規模野外ダンスフェスは、1996年に開催された『Rainbow2000』で、その動員数は約 1万8000人でした。それを考えると、当時から日本のフェスカルチャーは年々育ちゆくことを実感 します。幸運にもその過程を見守ることのできる私たちは、きっと来年もそのまた翌年も、刺激 的な『ULTRA JAPAN』に非日常へと誘われ、新しいダンス・ミュージックの魅力を発見すること でしょう。今後のフェス文化の発展だけでなく、東京オリンピックを3年後に控えた日本全体の盛 り上がりさえも期待させる、ULTRA JAPAN 2017の熱狂的な3日間でした。

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