DMMプラネッツ X チームラボ お台場で共同作品展示

アートとテクノロジーが作り出す展示にうっとり

チームラボがフジテレビ夏祭りのためにDMM.プラネッツとコラボレーションして、感嘆すべきアートインスタレーションを作り出した。光の集合体、音楽、そしてデジタルアートなど五感に働きかける、非日常的で体験型の作品群を2,000円の入場料で鑑賞することができる。これらの作品群は今年の「お台場みんなの夢大陸」のメインイベントになっている。

チームラボはコラボレーションを得意とする創造と技術の集合団体で、芸術、技術、科学の統合を試みている。それゆえ、創造性と精密さが双方兼ね備わる彼らの作品群は、あらゆる世代から称賛を受けている。この展示の目玉は、「クリスタルユニバース」のようなチームラボの最も人気のある作品群だ。

最初のメインルーム、クリスタルユニバースに入るなり叫び声を上げてしまうかもしれないが、それもそのはず。縦横に走る光の束が何列にも並び、人はアートそのものの中を歩いて行く。壁や床は鏡で作られており、光が無限に続くかのような幻想を創り出す。流れる音楽に同調するように、光がその色を変え、インスタレーションの隅々まで急速に動き、流れるように瞬く。

多くの人は感激して写真を撮ったり展示スペースをうろうろしたあと、壁によりかかって座り光のショーを終始ただ眺めている。多くの人がクリスタルユニバースを心ゆくまで座って鑑賞し続けることもできるのだが、まだ他にもDMM.プラネッツの展示が待ち受けている。次の作品の展示室では膝の高さまで水が満たされているため、少々濡れてもいいように準備をしていこう。(間にあるいくつかの通路でも同様。)

動く花々とのんびり泳ぐ鯉が水面に映し出され、漂っている気持ちにさせられる展示室。携帯電話など貴重品を水の中に落としてしまうのが心配な人は、入口でビニールケースとひもを渡してくれるのでご心配なく。展示室にいる間、携帯電話などを安全に持ち運べる。靴と靴下は、インスタレーションに入る前にロッカーに預けるようになっている。

驚くばかりに刺激を与えてくれた通路を後にすると、「Floating in the Falling Universe of Flowers(フローティング・イン・ザ・フォーリングユニバース・オブ・フラワーズ)」と名付けられた最後のメイン作品だ。これは疑う余地なく最高に安らぐことができる。ビーズクッションが床中に配置され、人々は体をもたげ、特大の動植物がドーム状の天井から落ちてくるデジタル映像を見上げる。

「フォーリングユニバース」は本当にくつろげる体験で、花が一年周期で咲くサイクルを再現している。スマートフォンにQRコードのアプリを持っている人は、インスタレーションの展示室と情報を交信することができる。端末から蝶を選ぶと、それがドーム状のスクリーンに映し出される。チームラボは常に新しい作品を発表し続け、東京、日本の各地にまた常設、特別展示を開催している。今回この作品を見逃してしまったとしても、ウェブサイトやソーシャルメディアでチームラボの情報をチェックし続ければ、自分の住む地域で運よく展示作品にお目にかかることができるかもしれない。

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