2014/03/05

神戸、みなと元町駅

辰野金吾設計による赤レンガ造りの駅

Manish Prabhuneによって

コミュニティライター

Takako Sakamoto翻訳

コミュニティライター

写真 1/7

みなと元町駅の赤レンガ造り駅舎。この地域で最も美しい駅の一つだ

みなと元町駅の赤レンガ造り駅舎。この地域で最も美しい駅の一つだ (著作権：Manish Prabhune)

1995年の阪神大震災で建築当時の壁が深刻な被害を受け、神戸市は全棟撤去を検討した。幸運なことに歴史的意義に配慮した結果、被災部分が補修され、現在は地下鉄出入り口になっている

1995年の阪神大震災で建築当時の壁が深刻な被害を受け、神戸市は全棟撤去を検討した。幸運なことに歴史的意義に配慮した結果、被災部分が補修され、現在は地下鉄出入り口になっている (著作権：Manish Prabhune)

みなと元町駅から見た神戸ポートタワー。電線がなければもっと美しく見えるだろう。電線を地下に埋設すれば良いのに、と思うことがある

みなと元町駅から見た神戸ポートタワー。電線がなければもっと美しく見えるだろう。電線を地下に埋設すれば良いのに、と思うことがある (著作権：Manish Prabhune)

みなと元町駅別景。夜間ライトアップされた姿がまた美しい。スケールは小さいが、東京駅を連想させる駅だ

みなと元町駅別景。夜間ライトアップされた姿がまた美しい。スケールは小さいが、東京駅を連想させる駅だ (著作権：Manish Prabhune)

正面から見るみなと元町駅 (著作権：Manish Prabhune)

駅舎内に掲示されている駅舎建築の説明書。設計者の辰野金吾に言及している

駅舎内に掲示されている駅舎建築の説明書。設計者の辰野金吾に言及している (著作権：Manish Prabhune)

みなと元町駅入口 (著作権：Manish Prabhune)

みなと元町駅の赤レンガ造り駅舎。この地域で最も美しい駅の一つだ

1995年の阪神大震災で建築当時の壁が深刻な被害を受け、神戸市は全棟撤去を検討した。幸運なことに歴史的意義に配慮した結果、被災部分が補修され、現在は地下鉄出入り口になっている

みなと元町駅から見た神戸ポートタワー。電線がなければもっと美しく見えるだろう。電線を地下に埋設すれば良いのに、と思うことがある

みなと元町駅別景。夜間ライトアップされた姿がまた美しい。スケールは小さいが、東京駅を連想させる駅だ

駅舎内に掲示されている駅舎建築の説明書。設計者の辰野金吾に言及している

私は有名な 東京駅 や 万世橋駅 を設計した伝説の建築家、辰野金吾 (たつのきんご) 博士の大ファンだ。彼の建築物は私の故郷インド、ムンバイにある英国風建築物を思い出させてくれるからだ。今回、彼の設計した最も有名な建築物以外に、神戸における彼の足跡に触れる幸運に恵まれた。みなと元町駅だ。この駅は、東京駅が完成する1913年の数年前、1909年に建築された。この駅舎、元々は旧第一銀行ビルだった。しかし1995年の阪神大震災で深刻な被害を受け補修された後に、地下鉄海岸線みなと元町駅入口として生まれ変わり現在に至っている。

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