ウェスティン大阪

JR大阪駅近くのゴージャスなアメリカンホテル

Takako Sakamoto   2014/09/19によって

先日、大阪城大阪城公園を真面目に観光するため大阪を訪れた。「真面目に」とここで言うその意味は、今までさんざん大阪城公園まで出向いたにも拘らず、お目当ては大阪城ホールで開催されるコンサート見物だったため、恥ずかしながら未だかつて大阪城公園も大阪城天守閣もまともに見たことがなかったのだ。今回は人生初の「真面目な」訪問ということで、入念に旅行計画を立てた。何はさておき、まずは滞在先を決めねばならない。大阪城へ行くのだから大阪城公園近くに泊まるのが最も理にかなった選択だろう。しかし大阪へ行くのにJR大阪駅を経由し、また、梅田界隈にも用事のあった私は、JR大阪駅近辺のホテルを予約することにした。

滞在先ホテルを決める時、私の最優先事項は「広さ」だ ( 実は閉所恐怖症なのだ )。故に手頃な値段で部屋が広いホテルを探してみた。駅近辺のホテルは殆どが広くても20~30㎡、30㎡以上の広さとなると、なんと一泊3万円以上もする・・・論外だ・・・と、諦めかけた時、41㎡の広さで朝食付き、2名1泊ポッキリ24000円、という超お得なホテルを見つけた。ホテルの朝食というのは世界中どこへ行ってもべらぼうに高い。もしこの部屋が朝食なしの価格だったとしたなら、二人で一泊41㎡20000円、人数で割れば一人10000円、ということになる。これは安い!  こんなに広い部屋をこの低価格で提供するホテルとは一体どこなのか?  それはJR大阪駅から徒歩15~20分の距離にあるウェスティン大阪だった。

徒歩15~20分・・・大荷物を引きずって歩くにはちと厳しい距離だ。しかしこのホテルにはJR大阪駅とホテル間を15分おきに往復する無料シャトルバスサービスがある。ますます素晴らしい!  あまりの幸運に狂喜乱舞した私は早速ウェスティン大阪に2泊分の予約を入れ、自分の手柄に満悦しつつ大阪へ出発する日をにやにやしながら待った。

出発の日がやって来た。予定通りJR大阪駅に到着した私は、ホテル行きバスが発車する「桜橋口」を探した。しかし探せども探せども桜橋口はない。超巨大かつ近代的なJR大阪駅の迷宮を、大荷物を引きずりながら右往左往すること20分、ついに桜橋口は見つからず、タクシーを拾う羽目に・・・こんな事なら最初からホテルまで歩けば良かったと悔やんだが、不幸中の幸い、タクシー代はたったの680円だった。もし私のように迷子になり、バス乗り場が見つからなかったとしても、それほど心配することはない!  ちなみに桜橋口バス乗り場前にはいろんなレストランやカフェがあり、バス利用前後に時間潰しや喉の渇きを潤すには便利だ。このバス乗り場からはウェスティン大阪以外に、リーガロイヤルホテルと帝国ホテル大阪行きバスも発着している。

さて、私が乗ったタクシー、乗車後すぐにスタイリッシュな高層ビル群へと近付いていき、二つのビルが空中通路で繋がれた近未来的なかっこいいビルが私の目の前に飛び込んできた。以前からこのビル、電車の窓から度々見たことがあり、そのあまりのカッコ良さに「何だろう、このビルは?」と、興味津々だったのだ。そんな私が惚れ込んだビルに、なんとタクシーは突き進んでいくではないか!  ええっ?  まさかこのかっこいいビルがウェスティン?!  と、迷子徘徊の疲れもどこへやら、すっかり興奮してしまった。

そしてタクシーはホテルに到着。残念ながら私の血圧を上げたかっこいいビルはウェスティンの隣に建つ梅田スカイビルで、ウェスティンやこのビルを含む一帯は「新梅田シティ」と呼ばれていることが分かった。なーんだ!

改めて主役のウェスティン大阪をご紹介する。アメリカの5つ星ホテルだけのことはあり、内装はゴージャスかつシックでおしゃれだ。しかし私を最も喜ばせたのは、カウンターに立つスタッフの一人が大阪弁を喋っていたことである。日本の有名外資系ホテルで方言を喋るスタッフなど、なかなか見られるものではない。しかし大阪だけは特別なようだ。彼等は方言も含む大阪の文化、歴史を殊更大切にしているからだ。

さて、次は室内だ。私が予約したのはデラックスダブルルーム。この部屋のキングサイズベッドは「ヘブンリーベッド」と呼ばれる「雲の上の寝心地」を提供するというベッドだ。風呂場にはシャワーブースが別にあり、その他全面が鏡張りのクローゼット等々「デラックスルーム」の名にふさわしい設備が揃っている。しかしながらこの「デラックスルーム」、なんとこのホテルの中では最低ランクの部屋なのだ。ランクはここから果てしない高みへと昇っていく。しかし最低ランクの部屋とはいえ、私の部屋は大阪市内が眺望できる17階にあり、広さは41㎡。これ以上大枚をはたいて果てしない高みへと駆け昇る必要は全くないのである。

広さや極上の設備、ゴージャスなインテリア、フレンドリーなスタッフ、便利な立地の他に、このホテルの横には「中自然の森」と呼ばれる庭園がある。この庭園へは1階のラウンジテラスから直接行くことが出来る。また先に述べたように梅田スカイビルは真隣だ。この近未来的ビルには「空中庭園展望台」があり、ここから望む大阪市のパノラマビューは息を呑むほど美しい。これだけのエンターテインメントを提供し、便利でゴージャス、しかも手頃な価格のウェスティン大阪、このホテルを試さない手はない。絶対お薦めだ!

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Takako Sakamoto

Takako Sakamoto @takako.sakamoto

I was born in and grew up in Tokushima prefecture, and have lived in many places since then: Nishinomiya, Kyoto, Nara, Mie, Tokyo, Kanagawa, Saitama, Chiba, Fukuoka and Fukui. I am currently living in Yokohama City. All the places I lived, all the places I visited, I have loved dearly. The historical places where people lived, loved, suffered, and fought - places where I can still hear their heartbeats - mesmerize me. I'd like to retrace the footsteps of the people who lived in Japan a long long time ago, and introduce to you what they left behind on this soil.  

Takako Sakamoto

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Takako Sakamoto 執筆者 4年前
おおお、美しい写真じゃないですか! これで一つまた記事できますね! リンクしますから教えて下さい! 大阪はたまに行きますが必ず迷います(-_-;) じゃあ今度行った時は誘導お願いします! でも多分待ち合わせ場所に到達できない気が・・(^_^;)
なんだ!Takakoさん、大阪に来てらっしゃったんですか?ここ私の通勤路です。言ってくれれば桜橋口誘導したのに!でもスゴイゴージャスなホテルですね。部屋はもちろん初めて見ました。Cost performance抜群!ちなみに隣の梅田空中庭園には時々訪れます。確か屋上へは有料でしたが。
ちなみにこれは去年のクリスマス辺りで撮った夜景です。