宮島 弥山ハイキング

信仰の山、いにしえの道

弥山は厳島神社の北に位置する霊山です。古来神域として守られ、信仰の山に登る参拝者の足跡が残されてきました。806(大同元)年、遣唐使の使命を終えて帰国した空海が、京へ上る途中に籠り、100日間の求問持修法を行ったのが弥山であると伝えられています。

11月下旬の朝、私たちが紅葉谷を出発したときには、空は厚い雲に覆われており、山上の視界は悪いだろうと思われました。しかし、弥山の山頂付近まで行くと、小黒神島をはじめとする瀬戸内海の島々が幻想的に浮かび上がり、いにしえの道の荘厳な雰囲気を深く感じることができました。

弥山への道は大きく分けて4種類あります。紅葉谷公園から川沿いを登る道(約90分)、大聖院から石段を登る道(約100分)、大元公園から比較的緩やかな坂を登る道(約120分)、そして、紅葉谷公園からロープウェイ(約20分)と徒歩(約60分)で登る道です。11月中旬から下旬にかけて、弥山はイロハカエデを始めとする数種のもみじが見頃を迎えます。

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