瀬戸内海に浮かぶ荘厳な社殿と左右対称に伸びた鮮やかな廻廊。
いにしえの平氏全盛の時代、平家一門の氏神として崇拝し、その崇拝の度合いを増しながら、社殿を現在の姿に造営した。満潮時にはまさに社殿が海に浮かぶが如くその姿は神々しく見える。日に照らされる朱鮮やかな大鳥居と夕陽に輝き海の路さながらの夕景、最後に闇夜に浮かび上がる神秘的な海の社を眺めるべくここ安芸の宮島に3度訪れた。自然光の受け方を注意深く観察しながら神殿を撮影したつもりである。今までの厳島神社と比較しながら是非、ご覧頂きたい。本篇は2010年9月末の撮影
海に浮かぶ荘厳なる神殿