宮島 千畳閣と五重塔

太閤さんの大経堂で足を伸ばしてリラックス

畳857枚分の広さを誇る千畳閣は、厳島神社を見下ろす高台にあります。一方、厳島神社から見れば、隣に立つ五重塔とともに、千畳閣はたいへんに美しい景観の一つとなっています。宮島観光の最後に、多くの人がここを訪れて、景色を眺めたり、足を伸ばしてリラックスしたり、思い思いの時間を過ごします。11月末の連休、野山は赤や黄に染まり、千畳閣には穏やかな風が吹き抜けていました。

1587(天正15)年、豊臣秀吉が戦没兵の慰霊のための大経堂(毎月一度、千部経を読誦する)を発願しましたが、未完のまま現在に至っています。見晴らしのよい板の間は、江戸時代になると、人々の交流の場として親しまれました。その後、神仏分離によって内部の仏像は大願寺に移され、千畳閣は豊国神社の本殿となりました。

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