Ultra Japan 2018

年々盛り上がる!5周年のULTRA JAPANへ行ってきた

5周年のアニバーサリーイヤーを迎えた『ULTRA JAPAN 2018』。会場は今年もTOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場)にて2018年9月15日~17日の3日間で開催されました。国内外から集結した豪華なDJ陣に加え、最先端のテクノロジーを駆使した圧巻のステージ、アートやライブパフォーマンスが楽しめる空間など、五感をフル回転で刺激するイベントとなりました。ULTRA JAPAN 2018は3日間でのべ10万人を動員し、ダンスミュージックフェスの真骨頂を発揮したといえるでしょう。

The Crowd
The Crowd

台風による影響で雨が降る時間帯もありましたが、オーディエンスはお構いなしで存分に楽しんでいる様子。会場には『MAIN STAGE』、『RESISTANCE』、『ULTRA PARK STAGE』の他にハンモッグでくつろげる『VIP LOUNGE』や、フォトジェニックな空間が好評だった『Onitsuka Tiger Street』、メイクアップのできるパウダールームや世界初の女性専用エリアが用意されました。芝生のフリースペースにはエアクッションが用意され、ピクニック気分でフードを楽しむことができました。Onitsuka Tiger Streetではアクロバティックなパフォーマンスが展開され、どこへ行っても参加者を楽しませるための仕掛けとワクワクが凝縮された空間でした。

毎年、注目される来場者のファッションは、全体的には踊りやすいスポーティースタイルが多かったようです。中には、超セクシーで露出が高い恰好のグループや、全身おそろいにしたり、カップルでポイントとなる部分だけそろえたりと、個性が光るペアルックも見られました。皆、一番輝けるファッショに身を包みULTRA JAPANを存分に楽しもうとしている姿勢がうかがえます。

View from Main Stage
View from Main Stage

MAIN STAGEでは、初出演のJonas BlueやZeddのほか、日本で人気が定着しているNicky Romero、Armin van Buuren、Afrojackが登場し会場を湧かせました。もちろん日本人アーティストも負けてはいません。KSUKEやYASUTAKA NAKATAたちが会場を大いに盛り上げました。MAIN STAGEの醍醐味は一体感。この世界で一番盛り上がろうとしている参加者たちと一緒に、踊り、歌い、跳ぶ。ULTRA JAPANならではの派手な演出と設備が、自分と仲間達が特別な非日常の場所にいることを感じさせるのです。

Dancers
Dancers

一方、RESISTANCEは個々の世界。会場では、John DigweedとNicole MoudaberのB2Bや、Sven Väth、Nina Kravizなどが安定のプレイを披露。テクノを中心としたディープな世界観でMAINとは違った盛り上がりを見せました。MAIN STAGEと同様、昨年よりバージョンアップしたライトニング技術が、フロアを更に盛り上げ、何度もたかれるスモークが冷たい風とともにオーディエンスへ降り注ぎ、ほてった体を冷まします。RESISTANCEの特徴は音に聞き入ることができる空間であること。MAIN STAGEではしゃいだ後に、RESISTANCEの熟練DJがターンテーブルを使ってレコードを回すDJプレイに聴き入ると、音の世界に引き込まれ、まだまだ体が動くのです。

花火
花火

テクノからトランス、ハウスにヒップホップと音楽のジャンルを超え、さらにはアートとファッションを巻き込み、一つのカルチャーとして融合していくULTRA JAPANは、ダンスミュージックフェスの定番として今後も日本のクラブカルチャーに根付いていくことでしょう。

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