上高地 大正池ハイキング

清流・梓川と朝靄にけむる日本アルプスの山々

Tomoko Kamishima   によって

上高地は、飛驒山脈(北アルプス)の南を流れる梓川の上流に位置する景勝地です。標高3000mを越える山々に囲まれた平地には木道が整備されていて、快適なハイキングができます。英国人宣教師・ウォルター・ウェストンは、土地の猟師・上条嘉門次の案内で、1893(明治26)年に前穂高岳に登頂して以来、嘉門次と深い親交を結びました。その後、1896(明治29)年にウェストンがイギリスで出版した『日本アルプスの登山と探検』は、ヨーロッパの人々に、上高地の魅力を初めて紹介しました。上高地バスターミナルから梓川に沿って南西に下る木道は、大正池へと続きます。この池は、1915(大正4)年に焼岳が噴火し、火砕流によってせき止められてできたものです。朝靄にけむる山々を眺めながら、色づく草木の間を1時間ほど進んでいくと、山の影を落として漣立つ美しい池辺に出ました。深く息を吸い込めば、体の隅々に山の精気が行き渡るようでした。

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Tomoko Kamishima

Tomoko Kamishima @tomoko.kamishima

Japan is a small island nation, but we have a huge number of surprising things to discover here. Many of these delights can be found when you step off the main street onto small side paths. I really enjoy studying about and researching various aspects of traditional Japanese culture, and then sharing this information with visitors to Japan. I hope you will enjoy it, too! ARTICLE INDEX & PHOTOS:  An index of most of my Japan Travel articles can be found at the entry page of my blog, and my photos are shown here.  日本はとても小さな国ですが、大通りから一本小道に入ればたくさんの発見があります。日本人が積み重ねてきた歴史を学びながら、古い建物や庭を訪ね、物語の舞台となった景色を眺めて、皆様といっしょに日本文化の奥深さを探求していきたいと思います。

Tomoko Kamishima

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