泰澄寺の座禅石

幼少時代泰澄が座禅修行した石

奈良時代の著名な修験道泰澄大師は682年に生まれた。子供時代の泰澄は泥土をこね、仏像を作って遊んだらしい。幼い頃より神童の誉れ高かった彼は、この石 ( 座禅石 ) に座り修行に励んだそうだ。86年の生涯において彼は20以上の都道府県を旅し、日本全国500カ所に及ぶ地域で仏教を広め、寺社を建立し、仏像を作り、山々に登り山中修行し、村々の治水に尽力、道を造った。彼の人生は御仏と人々のために捧げられ、そんな彼を人々は「越の大徳」と呼んだ。ここ福井の泰澄寺には、彼が座り修行した「座禅石」が、泰澄の幼少時代からあったと言われる杉の木と共に大切に保管されている。

福井の泰澄寺シリーズ
1. 福井の泰澄寺
2. 泰澄寺の三十三カ所観世音菩薩
3. 地蔵パラダイス: 泰澄寺
4. 泰澄寺の二つの池
5. 泰澄寺の座禅石
6. 泰澄寺の白山神社
7. 泰澄寺の伏見吉祥稲荷大明神

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