JR東海は現在、同社が誇る「超電導リニア」の体験乗車希望者を募っている。
超電導リニアとは、車輪とレールの摩擦を利用して走る従来の鉄道とは異なり、車両と地面との間に働く磁力で走行するリニアのことだ。非接触で走行するため、時速500kmという速さでも、安定して走行することができる。1962年に浮上式鉄道の研究が始められてから、技術レベルは着実に上がり、現在では営業運転をしても支障がないレベルだそうだ。
体験乗車は山梨県都留(つる)市にある山梨実験センターで開催され、開催日は、7月30~31日、8月4日~7日、8月18日~21日、8月25日~28日の計14日間、各日とも計6便運行予定だ。前回の体験乗車では応募者の倍率が100倍を超えたこともあってか、今回は計4,620区画(9,240席)が用意された。
応募は1区画(2座席)単位となっており、一人あたり最大2区画(4座席)まで可能となっている。日時は第3希望まで申し込みでき、当選時の料金は1区画\4,320。参加申し込みはJR東海「超電導リニア」サイトにて、6月22日(月)の23時59分まで受け付けている。