観光客にとっても定住者にとっても、自転車は京都市内を移動するのに大変便利な乗り物である。サイクリングによって、新たな観光スポットを見つけることができるだけでなく、通勤さえもできてしまう。そこで朗報だ。京都市では、炭素排出量の少ない自転車を活用しながら、同市をより観光に適した市にするためのプロジェクトを発表した。2020年までに自転車専用レーンや駐輪場、そして市内サイクリングツアーの増設に資金を費やす予定だ。
このプロジェクトのターゲットは主に観光客となっている。彼らの市内観光の楽しみを増やすことだけでなく、彼らが安全に、迷うことなくサイクリングができるようにすることも目標としている。
東京都では、人々の快適な自転車利用を目指して試行錯誤を重ねている。しかし未だに電車やバスとの相互利用が難しいのが現実だ。現在、全国各地の主要都市では、そのより良い利用に向けて、交通システムの整備に努めている。