本牧市民・臨海公園を発見したのは、まさに偶然だった。
ちょっと早い紅葉を観に行こうと横浜の三渓園に車で向かう途中、その日が祝日であることに突然気づいた私たちは慌てた。休日の三渓園なんて、恐ろしく混んでいるにちがいないからだ。駐車場も満車で、そのまま家に引き返す羽目になるかもしれない!
慌てて地図を探すと、三渓園の隣に公園があるのを見つけた。試しに行ってみると、大きな駐車場には余裕があり、1時間たったの200円で駐車できたうえ、公園は休日にも拘わらずガラガラだった。この公園は本牧ふ頭周辺が埋め立てされた際、地元市民のために作られたそうだ。広い園内にはテニスコートや広大な芝生広場、運動場などがあり、週末のピクニックや犬の散歩には絶好のロケーションだ。広い芝生の上で寝そべってぜいたくな昼寝を満喫したあとは、お隣の三渓園で散歩を楽しみながら歴史も感じられる。文化と自然を一緒に楽しめるぜいたくな場所だ。
(緊急事態宣言により、公園内の施設は2020年4月9日~5月6日まで原則休館していますが、園内散策などの自由利用は可能です。)
行き方
JR「根岸」駅から、市営バス54・91・97 系統「本牧市民公園前」下車。または車で首都高速湾岸線「三渓園」もしくは「本牧ふ頭」出口から、国道357 号線で約5分。