11 文化 京都 厭離庵 Tomoko Kamishima 13世紀前半、鎌倉幕府の御家人・宇都宮頼綱が、宮廷歌人の藤原定家にこの山荘のふすまを飾る色紙の作製を依頼した。定家は、山荘に起居して色紙用の百人一首を撰定したといわれる。
文化 京都 永観堂 Tomoko Kamishima だが今日では、中興の祖である永観律師の名前を取った永観堂という通称に、より多くの人が耳慣れているようだ。斜面に立地する永観堂では、上へ上へと伸びる回廊が諸堂を結び、そこを巡る回遊の楽しさと、目の前の美しい自然が格別の趣を醸し出している。「もみじの永観堂」に、秋は参拝客があふれる。
15 活動 海津大崎 Takako Sakamoto 小雨そぼ降る春の日の日曜日、JR湖西線に乗り小さな町マキノへと向かった。そこから琵琶湖北岸に沿って、海津大崎の4キロ続く桜並木を歩いた。... それはまさに夢のような光景で、繊細なピンク色の桜が青い湖水に映え、木に吊り下げられた提灯は色とりどりに華やいでいた。
7 福井「むろまち」を堪能する Shozo Fujii 丁寧に包丁で刻んだキャベツの千切りが添えられた「むろまち」のとんかつは、肉そのものの旨味は当然として、40年間地元の食通を惹きつけ続けている供し方がとても魅力的なのだ。