四国霊場五番札所は、「羅漢さん」とも呼ばれる寺だ。寺は嵯峨天皇の勅願により、821年に弘法大師が開創したと伝えらている。88ヶ寺に地蔵菩薩を本尊とする寺が5ヶ所あるが、勝軍地蔵菩薩を本尊(胎内仏)とするのはこの寺だけだそうだ。奥の院には、それぞれに異なる表情を示した五百羅漢がある(羅漢はお釈迦さまの弟子)。羅漢像は18世紀に二人の僧によって彫られ、後にここに集められたという。寺に行くには板野や徳島から鍛冶屋原線のバスに乗り、「羅漢」で下車すればいい。そこから歩いて5分である。
訳注:英文記事は4番札所と5番札所の写真をあべこべに投稿していたので、内容を入れ替えて翻訳しています。