京都「二条城」巡り歩き

二の丸御殿と外堀の散策

京都・二条城は徳川家康が建てた平城である。城と言うより、宮殿の趣に近い。関ヶ原の戦い(1601)に勝利し天下を取った徳川家康は、征夷大将軍補任の宣旨により天皇との拝賀の儀を行うため、さらに将軍就任の祝賀の儀を行うためにこの二条城を建てたのであった。その後、幕末、徳川最後の大名慶喜が大政奉還をするまでこの二条城は特に使われることもなく老朽化していった。1915年、大正天皇の即位に当たり修理と拡張整備が行われ、二条城は再びよみがえる。1994年にユネスコ「世界遺産」に登録され、多くの見学客で賑わっている。

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