東京 大田区立 龍子記念館

昭和の巨匠 日本画家・川端龍子

川端龍子(かわばたりゅうし1885-1966, 明治18-昭和41)は、昭和の日本画界を代表する巨匠の一人である。龍子の作品は、多くが横幅7mを超える大作である。部屋で個人的に鑑賞するのではなく、絵画はみんなで楽しむものとの思想から、奇抜な発想で、時代を映すモチーフを扱い、日本画の世界に新風を吹き込んだ。龍子は建築にも造詣が深く、その作品をおさめた龍子記念館は、自ら発案し、設計にも加わった。建物は高床式で、上空から見ると、全体がタツノオトシゴ(龍の子)の形をしている。向かい側にある旧宅とアトリエの見学は、10時、11時、14時の一日三回。晩年、川端龍子は、日本画家・川合玉堂、横山大観とともに『雪月花』『松竹梅』などの競作を行った。

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