世界のどこかでトーストマスターズインターナショナルクラブに所属しているなら、来日した際は是非日本のトーストマスターズクラブに立ち寄り、例会を覗いてみよう。メンバーじゃない? そんなあなたにも是非お薦めだ。
神奈川県にはなんと17ものトーストマスターズクラブがあり、月2回例会を行っている。タイミングさえ合えば連絡を取り、例会に参加してみよう。日本のクラブでどんな風に例会が行われているか、あなたの好奇心を満たす絶好の機会となるだろう。大歓迎されること請け合いで、ここに行きさえすれば日本ですぐに友達ができるし、親切なメンバー達が日本文化についていろいろ教えてくれたり、助けが必要な時は手を差し伸べてくれるに違いない・・・しかも英語でだ。
日本では、1954年に初めてトーストマスターズクラブが創設された。今では日本国内にほぼ150ものクラブがある。殆どのクラブは英語クラブだが、日本語クラブやバイリンガル・クラブもある。バイリンガル・クラブでは通常初めの1時間が英語、次の1時間が日本語、という風に例会が行われ大変興味深い。
私は数年間横浜トーストマスターズクラブの会員だった。やめてしまった今でも時々例会には参加している。20年以上前に創設された横浜トーストマスターズクラブは、通常土曜日の午後(毎月第1第3土曜)14時~16時に、波止場会館で例会を行っている。例会後には皆でビールを飲みに行ったりして本当に楽しいクラブだ。メンバーは主に日本人で英語のレベルもまちまちだ。そんな彼等にとって立ち上がり、英語でスピーチをするのは大変勇気のいることで、そのガッツには頭が下がるし敬服する。多くのメンバーは仕事で英語を使う必要があり、プレゼンテーションスキルを磨かねばならないのだ。このクラブは彼らを世界に通用するビジネスマンとして成長させるのに大いに役立っている。クラブの典型的な例会は、ちょっとジョークを飛ばした後、4~5つのスピーチを行い、最後にスピーチの論評をする、という手順で行われる。殆どのクラブには即興スピーチのセッションがあり、これがなかなか難しく、とても面白いセッションだ。
各クラブの連絡先とウェブ・サイトの情報を記事と共に掲載したので、自分のスケジュールがはっきりしたらE-mailを送り、最寄駅でメンバーと待ち合わせて例会場まで連れて行ってもらおう!