福井県福井市大手にあるこの「養浩館庭園」は江戸時代初期、福井藩松平家の別邸として建立されたものである。最古の明確な記録として残っているのは、明暦2(1656)年、第四代藩主松平光通の子を側室お三の方がこの別邸で出産しているものだ。回遊式林泉庭園の優雅な姿はしかし、藩のお家騒動で増築と縮小が繰り返され、終戦間際に空襲で建物は焼失してしまった。現在の形に整備されたのは平成16(2004)年になってからのことである。正確に復元された館と庭園を歩けば、360年前の往時を偲ぶことができるだろう。都心にあって実に閑静な佇まいである。








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