田舎暮らしのため、私の住む家の近所には見渡す限りの水田が広がっている。そんな田んぼのど真ん中にポツンと佇む小さなお寺を、ひょんなことから発見した。刈取りの終わった田んぼの中に、こんもりとした小さな森があり、その中にあるのが安楽寺だ。調べてみたが、浄土真宗本願寺派の寺院だという以外、この寺の由緒は良く分からない。日本に何万とある、訪れるのは檀家と近所の人だけの小さな寺なのだろう。しかし境内に建つ古い墓石を見ると、何世紀もの間近隣住民の暮らしを見守りながら、この地に建っているのではないかと思える。とにかく、人混みが嫌いで自然が大好きな私には、田んぼの中にぽつりと佇むこのお寺、とても魅力的に思えた。本堂裏には小さな庭園もある。
福井の安楽寺
田んぼの中の、のどかなお寺
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廣瀬さん、紅葉、とまではいかないですが、色付き始めてますね! 今は国道が近くに走っていますが、ずっと昔はほんとに田んぼだけしかなかったんだと思います。道も農道みたいな道でね。なぜかこういう所好きだなあ。日本って、大都会はほんの一部で、実はこんなのどかな風景あちこちに残ってますよね。
Masayoshi Hirose
10年前
少し紅葉が始まりかかってるのでしょうか？ほのぼのとする良いシーンですね～。田舎の外れに閑かに佇むお社、昔から誰もが慣れ親しんだ風景なので落着けるのでしょう！
