水戸の偕楽園

美しい大名庭園

茨城県水戸市にある「偕楽園」には広大な梅林があり、毎年2月中旬~3月下旬頃美しい梅の花を観賞することが出来ます。偕楽園は石川県金沢市の兼六園と岡山県にある後楽園とともに日本三名園としても有名で、特に春の季節は毎年数多くの観光客で賑わいます。

偕楽園は、1842年に水戸藩主である徳川斉昭公によって造営されました。斉昭公が、民衆と楽しいひと時を過ごせる憩いの場を求めて造営したと伝えられています。園内には約3,000本もの梅の木が植えられており、訪れる観光客を楽しませてくれます。観賞用として綺麗な梅の花ですが、昔は飢饉などに備える保存食としての役割りも果たしていました。

毎年「梅まつり」が開催される時期には、「梅酒まつり」も同時開催されます。様々な梅酒を飲んでお気に入りの梅酒に投票するイベントなので、梅酒が好きな方であればとても楽しめます。

偕楽園の近くには自然豊かな千波公園もあり、こちらもおすすめの観光スポットです。

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