清少納言記「枕草子」にも詠まれた「憑(たのめ)の里」両小野地区に鎮座する小野神社(塩尻市北小野)と矢彦神社(辰野町小野)の両神社で行われる御柱祭は、七年に一度卯年・酉年に行われ、“ 綺羅を見るなら小野御柱”と言われております。これは大正から昭和初期の氏子衆の着飾った衣装などから例えられました。色とりどりの法被や衣装などに加えて、長持・騎馬行列・雲助などの多彩な出し物、そして沿道は紅白棒に花飾・提灯などで演出される賑やかな御柱祭です。小野神社は赤松4本、矢彦神社は樅4本を切り出し、5月3日から5日の3日間をかけて各地区から両神社へ曳行して境内に建立します。御柱を一緒に曳くことも出来ますので是非お出かけください。※綺羅とは…あや織りと、うす織りの絹。転じて美しい衣服。また、あでやか華やかで美しいこと。
場所
長野県塩尻市北小野小野神社、上伊那郡矢彦神社
日付
5月3日~5月5日(金)
過去のイベント
行き方
車:長野自動車道塩尻ICより15分。電車:JR塩尻駅から15分小野駅下車。