錦秋の栗林公園

大名庭園に浮び上る紅葉

香川県高松市に所在、国の特別名勝に指定された回遊式大名庭園の栗林公園。大名庭園とは江戸時代において各藩が競って築庭した庭園である。結果、造園技術は発達し藩主自慢の庭園が各地に存在する。今回は文化財指定の庭園では国内最大級の規模、栗林公園を紹介する。

早速園内を進む。茅葺き草庵風の日暮亭と南湖の畔に建つ数寄屋造りの大茶屋、掬月亭。いずれも庭園を鑑賞しながらお茶が頂ける。南湖沿いの遊歩道を散策、大きな半円を描いた太鼓橋の先に築山が見える。ここは富士山を模したとも云われる飛来峰。高台から見下ろす景観は園内一のビュースポットだ。日没と同時に園内の各所にある照明に灯が燈り、言葉を忘れるほどの紅葉が浮び上る。私は紅葉のライトアップに魅入って閉門の時間を忘れてしまい、危うく出られなくなるところだった。

まだまだ見どころは満載、画像はほんの一部にしか過ぎないが、園内の様子を少しでもお伝えする事が出来れば幸いだ。

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